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2010年11月

2010年11月28日 (日)

「中条道の駅」に出動!

 11月27日(土)は、私の出動条件である「夜8時から10時までの間に月のない期間」の初日。

 朝から良く晴れて、久しぶりの遠征に期待が高まります。

 午後に入っても天気が良く、出動決定。

 といっても戸隠は寒いので、中条道の駅に行くことにしました。

 現地到着は8時頃。

 早速、木星でファインダーの調整を兼ねてシーイングをチェックしてみると、「うげ」 シーイングが悪いです。星が鋭い点像になってくれず、微妙に肥大してます。木星の大きな2つの縞のうち、1つが消えている様子はよく分かりましたが・・・。

 以下はこの夜観望した天体です。

○M29

 箱を開けた様子を横から見たような星団。シーイングが悪いため、ちょっとボケ気味に見えている。

○まばたき星雲

 惑星状星雲。低倍率では恒星と区別がつかないので、高倍率(142倍)をかけたんだけど、シーイングが悪く、ただでさえ星が肥大気味・・・。判別に苦労しました。

 この星雲、142倍だと、「にじんだ星」のように見えるのです。

 導入してみると、しっかり見えてます。星雲の名前の由来「まばたきすると、存在が分かるが、じっと見つめると消えてしまう」という現象は、142倍では生じませんでした。

○M52

 微光星が半月状にまとまった、美しい星団です。ボケ気味の星々が潤んだように明滅していました。

NGC457(ET星団)

 カシオペア座に立ち寄るたびに観望している定番の星団です。ETの両目は、青色と黄色の星なのですが、今日は色が分かりにくい・・・。胴体と「バンザイする手」、そして「申し訳程度についてる足」の部分は、白い微光星で出来てます。

これも全体的に霞がかかったように見えます。本当にシーイング悪いな~。

○M103

 これもカシオペア座にある小ぶりの散開星団。三角形に星が集まり、中央付近には赤と青の星が見える・・・はずなのですが、今日は色がよく分からない(泣)。微光星が作る霞のようなもやに包まれて見えました。

NGC663(ホースシュー星団)

 M103のすぐ近くにあります。馬蹄のような形に見えるため、この名前がついています。

 いつも思うんだけど、M103より見事なこの星団に、なぜメシエナンバーがついてないんだろう?? とても分かりやすい位置にあるのに・・・。

NGC559(ゴーストゴブレット星団)

 ゴブレットの外側を形作るアーチが良く見えています。これもメシエナンバーがついてないのが不思議。

○M76(小あれい星雲)

 M27(あれい状星雲)の弟分。親分と同じく、惑星状星雲です。

 142倍をかけると、低倍率で観た「あれい状星雲」そっくりです。

○二重星団

 やはり今夜のようなシーイングの悪い日は、明るい、観やすい対象に絞るのが正解です。

本当に見事な眺め。二つの星団が隣り合って見え、それぞれが微光星に包まれて、視野一杯に星が散らばります。しばらくじっと眺めてしまいました。

○M31(アンドロメダ大銀河)

 142倍をかけると、「でかっ!」視野の半分を占めるくらいの大きさ。

 他の星雲星団を見た後にこれを見ると「大銀河」の名前に納得します。

○M77

 くじら座にある銀河。この付近にある銀河群の「親玉」らしい。

 丸く、しっかりとした中央集光があります。ぱっと見には、「まばたき星雲」のような惑星状星雲に似てます。でも、中央の集光は、惑星状星雲の方は確固たるものがあるのですが、銀河の方はそれに比べると透明感があります。

 このM77は、中央集光があるタイプなんですが、やはり見比べると違いが分かりますね。

○M38

十字型星団って名前、だれか付けない?

いつ観ても、十字形に見えてしまう。142倍では十字が視野一杯に広がり、圧巻の眺め。

 このほかにも幾つかの星団や二重星を観望。

 本当はもっと観たかったのですが、シーイングが悪いため、この程度で撤収しました。

 9月4日の戸隠は、シーイング最高で、星が鋭い点像になってくれたので、素晴らしい眺めになったんだけど、ドブソニアンのような大口径(って私のは25cmだから、中口径かな)だと残念ながらシーイングの影響を受けやすいんだよね。

 まあそれでも、星雲星団観望の「禁断症状」が出始めていたので、満足できる観望となったのでありました。

2010年11月27日 (土)

えびす講花火大会

11月23日、きらきら恒例となっております「えびす講花火大会」の観覧に行ってきました。

「恒例」となってますが、実は私は初参加。きらきらのT氏、M氏1号、2号、3号(=私)での参加です。

どこで観るのかなと思ったら、何と、芝生の上に銀マットを敷き、その上に、T氏が自宅でも使用しているという「豆炭こたつ」を出して、みんなでコタツに入り、ときおり傍を通る人たちの笑いをとりながらの花火観覧という趣向なのでした。

アウトドアに強い「M氏2号」と、日本酒好きなM氏1号は、さっそくガスコンロで「熱燗」づくりを開始。私はといえば、持参の赤ワインをちびちびと飲み始めました。

鍋にたっぷり具が入った「おでん」をつつきながら、「尺玉」や「スターマイン」を楽しみました。

豆炭も段々と火力を増して、随分あったかくなってきました。これは快適!

正直、こんな快適な状況で花火を楽しめるとは思ってなかった・・・。

当日は変光星観測に使っている双眼鏡を持参していましたので、花火に向けてみると、さすがは8倍、大迫力です。

空には木星、月が見えてますし、西の空には「夏の大三角」がまだ残り、北の空にはカシオペア座がはっきり見えてます。双眼鏡を向けて星空観望も楽しんだのでした。

しかし・・・。

やはり、そろそろ星雲星団が見たくなってきました。どうやら「禁断症状」が出始めたようです。

2010年11月21日 (日)

はじめての「双望会」参加! しかし・・・

きらきらのメンバー(S会長、T氏、U氏、M氏1号、2号、3号)の6名で愛知の「スターフォレスト御園」で開催の「双望会2010」に参加してきました!!

 11月6日(土)早朝、M氏2号の車に同乗しまして、高速を南下すること2時間半ちょっと、そこから一般道を通って、現地到着は11時ちょっと前でした。

 すでに双望会(満天の星空の下で本格的な観望会をやろう、親睦も図ろう、という、スターパーティですね)の2日目ということもあって、広場の芝生には望遠鏡、双眼鏡が林立・・・。すげぇ・・・。

 こうなってくると、「おたく」のアドレナリンが沸々と分泌されてくるわけで・・・。

「胎内星祭り」のような、望遠鏡、双眼鏡メーカーや天文雑誌の出店ブースが立ち並び、「アクアマリン」の星空コンサートがあるタイプの星まつりも楽しいのですが、こういう、巨大観望会は、それとは全く違った楽しさがあります。

 一応、参加者限定の即売会はあるんですが、あくまでメインは夜の「大観望会」。

 幸いなことに、11月6日の夜は「満天の星空」になってくれました!

 しかし・・・。「おたく」的にはアドレナリンが過剰分泌だったようで、(興奮したのか)ワインを飲みすぎたせいで、12時には「ダウン」という、あるまじき結果となったのでありました。翌日も二日酔いのため、全員集合の記念写真も欠席・・・。orz

 当日はいくつかのメシエ天体を眺めて、すっかり酔いのまわった状態で、ぼーっとして満天の星空をただ眺めておりました。

 そうなのです。ここまでブログの更新が遅れたのは、「あのとき観たかった」という星雲星団があまりに多く、「後悔先に立たず」の格言にさいなまれていたためだったのでした。

 あそこまで晴れたのだったら、また、ああまで大望遠鏡が全国から終結した場だったのだから・・・と思うと、とても残念。しばらく落ち込んでおりました。

 「逃した魚」を列挙しますと(涙)、NGC2024(燃える木星雲)、馬頭星雲(!!)の二大星雲を筆頭に数多のものがあり・・・。

 来年こそは、お酒を控えて、徹夜覚悟で望む決心をしたのでありました。

 ・・・とともに、ここ信州長野でも、寒ささえ我慢すれば、これからの冬場、星雲星団を堪能できる機会はまだまだありましょう!

 馬頭星雲はHβフィルターなしでは厳しいでしょうが、燃える木星雲であれば、手持ちの「ルミコンOIIIフィルター」で見る機会もあるはず(多分)。

 ということで、満天の星空のもと、「大チョンボ」により、渇望がより強まる結果となった「双望会」なのでありました。

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