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2011年10月

2011年10月13日 (木)

古戦場花火大会での「ゲリラ観望会」

10月9日(日)、「第18回川中島古戦場まつり」が、「きらきら」の本拠地、長野市立博物館のおとなり、「八幡原史跡公園」でありました。

このおまつり、夜6時半から8時半まで、約3千発の花火が打ち上がる、盛大な花火大会なわけです。

花火大会といえば、11月下旬の「えびす講」花火大会に「豆炭こたつ」を持ち込んで宴会しつつ観るというのが年中行事になってますが、こちらの古戦場の花火大会も、毎年のように観ています。

ただ、今年は仕事の関係で、集合が花火打ち上げ開始の直前になったため、宴会部長M氏2号お得意のアウトドア料理は「お休み」。

とは言っても、このメンバーで「宴会ナシ」はあり得ません。

M氏2号は白ワイン、M氏3号(私)は赤ワイン、ダンサーT氏は「お茶」を片手に、「じゃ○りこ」おつまみ宴会となりました。

ところで本日はもう一つ狙いがあります。

花火の観覧客のお帰りのさいに、「月や木星を見ませんか」という、ゲリラ観望会の開催です。

ということで、花火打ち上げ開始前、宴会場のわきに8cm屈折望遠鏡をあらかじめ設置。

そうこうしているうち、メインイベント、花火が盛大に打ちあがり始めます。

11月の「えびす講」は、「こたつ設置作戦」の関係上、若干会場からは離れるのですが、こちらは宴会場至近の空に花火が打ち上がります。

やはり間近で観るだけあって、大迫力でありました。

途中参加の「きらきら」のI氏いわく、「間近なので五号玉でも尺玉にみえる!」という絶好のロケーションで見事な眺めを楽しんだのでありました。

花火終了後、「おかえりの際に、月や木星をみていきませんか~」と宣伝。

その甲斐あって、けっこうな数のお客さんが来られました。「きらきら」創設者のOさんも、ちょっと見参加。

以下、この日の対象です(といっても月と木星だけ)

○月

観望会で最も喜ばれるのはこれですよね。唯一、月に匹敵する人気を誇るのが「土星の輪」でありましょう。

月は半月を過ぎ、太ってきてますが、欠け際は見事なクレーターが見えていました。

ところで、月には「名所」が多数あります。

本日は月齢の関係で見えませんが、私の最も好きな名所は半月付近で見える「直線壁」です。これは本当に「クレーターにカッターで切りこみを入れたように」見えます。

このほか、富士山より高い、月の最高峰(といわれる)「ホイヘンス山」(4700mだそうです)、五角形のクレーター「プロクルス」、大きな「ひっかき傷」のように見える「ヒギヌス谷」、曲がりくねった「シュレーター谷」などなど、本当に見ものが月齢によって異なり、飽きることがありません。

今日の場合であれば、何と言っても“ピカイチ”「ティコクレーター」と、そこから周囲に伸びる「光条」が最も目立っておりました。

・・・が、今日のお客さんの場合、「どれがどれで・・・」なんてことよりも、ただ「クレーターが見える!」と入れ替わり観望しておられ、だいぶ喜ばれましたので、マニアックな説明は返って「興覚め」となりそうな状況でありました。

長々と説明すれば、そのぶん一人当たりの時間も長くなって、後ろのかたをお待たせしてしまうし・・・。

というわけで、マニアック風味の説明は控えることにしました・・・。

 それが良かったみたいです(今日の場合)。

○木星

これも説明不要の眺めですね。2本の太い縞模様は皆さん良く見えていたようです。

 

まぁ、木星の場合にはいきおい高倍率になりますので、自動追尾の架台があると助かるのですが、本日持ち込んだ8cm屈折は「手動」であり・・・。

「すぐに視野からはみでちゃうんですね」とお客さん。

すいません、手動なので・・・。

確かに高倍率ですから、見ているうちに木星はどんどん視野の外に向かって進んでいきます。

ただ、考えようによっては、地球が自転しているのを、目で見て実感できるわけで、その旨ご説明(いいわけ)。

ゲリラ観望会撤収後、「宴会部長号」で「お○ぎや」に移動。味噌ラーメン(花火大会の会場が寒かったので、事の外おいしかった)を食べて解散。

次は「えびす講」の「豆炭こたつ宴会」かな。

しかし、その前に一大イベント「双望会」(愛知県東栄町)がありますね。

このイベント、星まつりの一種(のような感じ)で、全国から大型ドブソニアンや、望遠鏡を2つ繋げた、自作「双眼望遠鏡」等が大集合、昼間は情報交換、そして夜は大観望会の傍ら、マニアックな話に花を咲かせるというイベントなのであります。

例によって、「きらきら」は有志参加の予定です。

これまた例によって、宴会部長M氏2号を中心とする部隊が「出撃予定」であります。

ぜひとも、説明不要、というか「問答無用」の素晴らしい眺めを堪能したいものです・・・。

2011年10月 3日 (月)

戸隠観望会「失敗」の巻

このところ、というか今年に入り、観望会は曇天続きのため、中止続きになってます。

一応、念のため書きますと、観望会の開催条件は「夜8時から10時までの間に月の出ていない土曜日」です。

こういう日は、だいたい月に2回あります。

そんなわけで、この「月2回の土曜日」を「観望会予告日」とし、いずれか晴れたほうで観望会を開催しております。

観望会の「決行」、「中止」連絡は、専用の「いきなり観望会メーリングリスト」でやってるのですが、今年に入ってから、この「予告日」に晴れたことは、ただの一度もなく、「予告メール送信」と「中止メール送信」ばかりが続いている状態でありました。

・・・が、この9月24日(土)の予告日は、本当にようやく晴れてくれました!

夜の天気予報も「快晴」であります。

そんなわけで、早くも昼頃、「本日決行!」のメールをメーリングリストに流したのでありました。

午後も空は素晴らしい状態を維持しています。

いよいよ期待が高まってきました。

そして15時、きらきら宴会部長M氏2号、ダンサーT氏と合流し、25cmドブソニアンをM氏2号の車に積み込んでもらい、買出しをしつつ、「戸隠スキー場駐車場」に向かいました。

・・・が、現地で思わぬことになったのです。

何と、いつも観望させていただいている場所は「信越五岳トレイルランニングレース」というマラソン大会(? のようなものみたい?)だそうで会場はかなり明るい電灯が設置されています。

マラソン大会なら、もうすぐ終わるでしょ。なんたってもう夕方なんだから。

と思い、係員の方に聞いて見たところ、何と「深夜12時半までやってます」とのこと(!!)。

何と・・・。「深夜までやるマラソン」って初めて聞いた・・・。

案の定、暗くなると、道路工事でよくあるタイプの「盛大に明るくなる移動式電灯」がスイッチオーン!(泣)

うわぁ・・・。むちゃむちゃ明るいやん・・・。何てことだ・・・。せっかく晴れたのに、これでは星雲星団の観望は無理・・・。

今年になって初めて晴れた、「ゴールデンタイム(20時~22時)に月のない土曜日」が、ピンポイントで「深夜マラソン大会」と重なってしまったわけです。

こういうイベントは「月夜」にやってくれんかなぁ・・・。できれば満月近くに・・・とブツブツ言っても仕方ありません。

天文ファンのわがままと言われれば、それまででありましょう。

そもそも事前に調べてくれば良かったんです・・・。このへんの甘さが悔やまれます。

まぁ・・・。

観望会の場合、女性の参加者のためにも、トイレが近くにある場所が助かります。

また「観望会」ですので、参加する皆様が集まりやすい、つまりはあんまり長野市街地から遠くない場所であることも望まれます。

星雲星団を見る場合には、それに加えて、空が充分に暗く、周囲に電灯がなく、全天が見渡せる開けた場所で、重い望遠鏡を車で運べる場所であって、なおかつ車のライトで「目潰し」を受けることのほとんどない所、という条件が加わります。

そう考えると「星雲星団の観望会適地」は、実は結構少ないんですよね。

あんまり理想ばかり言っても仕方ないですが・・・。

そんなわけで、適地を探し、付近の「戸隠キャンプ場」、「戸隠神社奥社入り口周辺」、「森林学習館周辺」、「鏡池周辺」を彷徨うものの、残念ながら電灯が明るすぎたり、トイレが離れていたりで、いずれも観望会には「不適」。

何とか、往復途中の道端で、車の往来が多くて、視界が悪いものの、利用可能なトイレを見つけ、その付近に急遽会場を変更し、その旨メーリングリストで「放送」。

ここは見通しが良くないといっても、一応、天頂付近と西方の空は見ることができます。

しかし、この夜の不運はこれに止まりませんでした。

最初のうちこそ少し見えていた星空がどんどん雲に隠され、観望会の開始時間「20時」になって参加者が概ね揃う時刻に合わせる様に、全天が雲に覆われてしまったのです

天気予報は「快晴」のままですが、こればかりはどうしようもありません・・・。

こういう時に強いのは、われらが宴会部長、M氏2号であります。

手際よく宴会場を設営すると、あれよあれよという間に「鍋料理」が完成。

たちまち宴会が始まりました。

寒い中でありましたので、これは参加者も喜んでおられました。

 ところで本日の参加者は、アルゼンチンタンゴダンサーT氏、宴会部長M氏2号、観望会担当M氏3号のいつもの面々のほかは、Y氏ご家族とY氏・・・ってイニシャルが重なるので、きらきらに入った順に「Y氏1号のご家族」と、先生でいらっしゃる「Y氏2号」としましょう。

 そしてこれまたイニシャルがかぶる、ダンサーT氏とは別の「Tさん」親子でありました。

 Y氏1号の8cm屈折、Y氏2号のビクセン「バイパー」も曇る天空を睨んでますが、一向に晴れる気配がありません。

失意に沈む私、M氏3号はと言えば、半ばヤケ酒。帰りのドライバーでないからとばかり、赤ワインを飲みすぎてしまいました。

結局、観望会終了(22時すぎ)になっても、晴れることのないまま、解散。

以前、「ダメだこりゃ」の決めゼリフで終わるコントがありましたが、その時はまさにそんな感じであり・・・。

 しかし、収穫もありました。

 観望会適地を求めて彷徨っている間に立ち寄った「戸隠キャンプ場」は、「いきなり観望会ゲリラバージョン」の最適地と判明した点です。

 確かに、キャンプ場内のあちこちで電灯は点きますから、星雲星団の観望には向きませんが、月夜に月や惑星、明るい二重星を見るだけなら、それほど支障はありません。

親子連れも多数来ておられましたので、ゲリラ観望会、つまりは予告ナシで、皆様のおそばに突如として望遠鏡を設置し、「みなさん、月のクレーターや、土星の輪を見ませんか?」とやれば、大いに喜んでいただけることでしょう(たぶん)。

また、戸隠に点在するペンションやホテルの駐車場にも、結構、空が良く見えそうな場所があり、「宿泊客のかたに星空をお見せするミニ観望会はいかがですか?」と声をかけたくなるようなところもありました(実行には至りませんでしたが・・・)。

そんなわけで、日頃の行いを振り返りつつ、ダンサーT氏の運転する「宴会部長号」にて家路についたのでありました。

今度から事前によ~くイベント情報を調べるようにしよう。

そして戸隠に代わる、夜間イベントのない観望会適地を早く見つけねば、と思いながら・・・。

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