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2013年8月

2013年8月16日 (金)

いるか座の「肉眼新星」を観測!

昨日はお盆のため家で休んでいたところ、いるか座に何と6等級(!)という明るい新星が発見されたとのニュースが飛び込んできました。

 発見したのは日本人で、これまでにも幾つもの新星、超新星を発見されている、山形の板垣公一さんです。

 この新星、日本で発見の8月14日(世界時)には6.8等の明るさ(これでも十分明るい!)でしたが、その後、夜を迎えた欧州での観測で6.0等に増光していることが判明。

 この後、夜を迎える日本で観測すれば、もしかしたら、さらに増光しているかもしれません・・・!

有名なものばかり見るという「変光星やじうま観測者」の私としては、観るなら「今でしょ!」ということで、夕方からそわそわし出しました。

 しかし空はあいにくと曇り空。しかも雷雲絶賛発生中。

 案の定、強い雨が降り始め、時折稲妻が走り出しました・・・。

 しかし、天気予報ではこの後晴れるということなので、これを信じて待機。

 22時頃、外を見ると何と雲も取れて、晴れ出してます!

 早速望遠鏡を引っ張り出し、観測しようとするも、肝心のいるか座は雲に覆われたまま。

 仕方なく、M57(リング星雲)やM27(あれい状星雲)などを観て時間をつぶします。

 問題の新星はM27に程近いのですが、「そこだけ」雲が残ります。

 やがて、待ったかいがあって雲が取れてくれました。AAVSO(アメリカ変光星観測者協会)のサイトから辿って入手した観測用星図を使って目測。

VSOLJ(日本変光星観測者連盟)のメーリングリストにも国内の観測が続々と報告されてます。5.5等、5.7等とのこと(5.7等という報告が多い)。

やはり増光してます! ツイッターでも「双眼鏡で簡単に見える」というツイートが上がります。

というわけで私も観測・・・。私の8cm屈折望遠鏡では、隣の比較星の5.7等星よりも少し明るく見えます。ピントをぼかすと良くわかる感じ・・・。5.5等と目測しました。

 観測したのはこの「いるか座新星」だけで撤収。早速VSOLJにメールで報告。

 その後の情報では、新星はさらに増光している模様。堂々たる「肉眼新星」です!

 この報告のあと、壮大な「宇宙のひとこま」を記念して、祝杯を挙げたのは言うまでもありません。

新星を観たのは本当にひさびさですが、これを機にまた変光星観測を再開してみようかな。

しばらくは、この新星から目が離せません・・・。

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